バレエ歴4年の小学6年です。
元々体が硬かったのですが、バレエの舞台に憧れて習い始めました。
みんなよりも身体が硬いので、レッスンは週2回しかありませんが、家でも毎日ストレッチをしています。
なのに、身体が柔らかくなりません。
どうしたら柔らかくなりますか?
ペンネーム:マロン様
目次
回答メッセージ
◎家でもバーレッスンしてからストレッチする!
まずマロン様が毎日ストレッチしているとのことで、これはぜひ続けてください。
柔軟は継続次第で必ず効果がでますから、焦って無理はしないでくださいね。
私もバレエを始めた時は硬かったのですが、毎日続けて今では柔らかくなりました。
左右開脚では、まずできる範囲で脚を開き、背中をまっすぐのまま前方に頭を倒します。
手は遠くのものを取るように伸ばします。
脚はフレックスにしたまま、股関節はアンデオール(※1)を意識しましょう。
(※1 アンデオール:脚を外側に開く)
ポイントは前に倒したあと呼吸を止めないこと、
無理に反動をつけたりひっぱったりしないこと、
床に頭よりもお腹をつけるイメージをもつといいでしょう。
これを30秒3セットくらい。これで徐々に股関節が開くようになります。
あと、バーに脚をかけて、ももの裏側を伸ばすとスプリッツも開くようになります。
(※2 スプリッツ:前後開脚)
スプリッツは身体が温まっているレッスン後に挑戦するのがおすすめです。
もし可能なら家でもバーレッスンしてからストレッチするといいですよ。
ペンネーム:ネズちゃん様
◎心配せず、毎日のストレッチを続ける!!
生まれてから3歳くらいまでは一般的に体が柔らかい時期ですね。
その後、体の成長とともにどんどん体が硬くなってしまいます。
バレエをスタートされた小学校2年生のころには日頃ストレッチをしていなければ、体はかなり硬くなっていたと思われます。
毎日ストレッチをしているのに、なんで柔らかくならないのだろうか?と心配されているようですが、マロンさんが女性であればご安心ください。
10代後半から30代に向けて女性ホルモンの分泌(エストロゲン)が多くなるので、この機会に毎日お風呂上がりに正しくストレッチを行えば
かなり体は柔らかくなります。
小学校の時は体が硬かったのに、中高生の時は、前後開脚、前屈もべったり、周りがびっくりするくらい柔らかくなった方は多くいらっしゃいますよ♪
ペンネーム:トナカイ様
バレエスタッフからのコメント
ネズちゃん様の回答の中に『呼吸を止めない事』とありましたが、とても重要なポイントです!
痛いと、自然と息を止めて力んでしまう傾向がありますが、そこで止めずに『ふぅ~』と息を吐いて下さい。
正しい呼吸をすることで、筋肉に酸素が行き渡り、リラックスしやすくなるので、痛い時こそ息を吐きながら体の力を抜いてみて下さい。
トナカイ様が回答して下さった女性ホルモン(エストロゲン)ですが、エストロゲンの効果は脂質代謝のみではなく、血液の流れや血管壁の柔軟性などの効果が続々と報告されているようです。
実は、私もかなり体が硬い子でした。
マロン様のように毎日ストレッチをしていましたが、周りに比べたら体が硬くて悩んでいました。
ですが、中学に入った頃(はっきりとした記憶がないのですが…)、気づいたら周りの子と同じ位、体が柔らかくなったんです!!
むしろ、小さい時から体がグニャグニャで柔らかかった子は、おサボり期に入ってしまい、私の方が柔らかかったです(笑)
ですので、心配せずに今までのように、毎日のストレッチを大切にして下さい。
きっと、びっくりするくらい体が柔らかくなる日がくると思いますよ♪
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