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バレエの初パ・ド・ドゥの体験談や感想

バレエの発表会 2014.07.30

目次

質問

4歳からバレエを習い始め、次の発表会で、念願のグラン・パ・ド・ドゥ(※)を踊らせてもらえる事になりました。 とても嬉しいのですが、その反面、不安が沢山あります。 私は高校2年生ですが、私が通う教室では最年長です。 大学生の先輩もいますが、同じ支部ではない為、なかなか会えず、パ・ド・ドゥについての相談や、話をすることが難しいです。 来月から初レッスンが始まるので、皆さんの体験談・アドバイス・感想など教えて下さい!!

ペンネーム:れもん様


(※グラン・パ・ド・ドゥとは?) グラン・パ・ド・ドゥは、男女2人の踊り手によって展開される踊りで、4曲構成になっています。 ・2人が入場する “アントレ” (Entree) ・男女2人で踊る “アダージュ”(Adage) ☆アダージオとも呼ばれます ゆっくりとした曲に合わせてバレリーナが男性に支えられて美しい線とバランスを見せる優雅な踊りです。 ・男性が1人で踊る “ヴァリアシオン”(Variation) ・女性が1人で踊る “ヴァリアシオン”(Variation) ・男女2人で踊る “コーダ”(coda) アダージュとは一転してテンポの早い激しい音楽に乗り、2人が高度なテクニックを披露します。

回答メッセージ

●苦しいことも多いけれど、達成感も大きい!

私は高校2年生で、今年の6月に初めてグラン・パ・ド・ドゥでキトリという役をして、やっぱり「本番は最高に気持ちいいし、バレエを続けてきて良かった!」と改めて感じました。 しかし、本番の前には楽しい事だけでなく、苦しい事もたくさんありました。 中でも、怪我をしたときは練習できない焦りの気持ちが湧いてきて、練習をしている友達をみて、なぜ自分だけが怪我をしなければいけないのか…と悔しくて何回も泣きました。 しかし、いくら泣いても足は元には戻りません。 そうして悩んでいる所に、励ましてくれたり、アドバイスをしてくれたりしたのは、友達や母、そして先生達でした。 私は、お腹を引き上げる事や、正しい立ち方を自分の出来る限り実践して、怪我を乗り越え、踊れるようになりました。 グラン・パ・ド・ドゥはバリエーションよりも表現が大切になってくるので大変でした。 ですので、色んな人のビデオを見て、研究していくのが大切だと思いました。 辛いことはたくさんありましたが、それ以上の達成感を感じると共に、沢山の人に支えられている事を、改めて感じられて、幸せでした。 周囲の人みんなに感謝の気持ちでいっぱいです。

ペンネーム:MOMO様


●男性ダンサーを信頼し、アイコンタクトをとる

私も、れもんさんと同じぐらいの歳で初めてグラン・パ・ド・ドゥを踊りました。 私の場合、体力がなくVa(※1)が終わった辺りでいつもヘロヘロになり… コーダがボロボロだったので、筋トレを今まで以上に頑張って、Vaを何度も続けて踊り、体力をつけました。 (※1 Va:ヴァリアシオン、女性が1人で踊るパート) (※2 コーダ:男女2人で踊るパート) グラン・パ・ド・ドゥは一人で踊るわけではないので、パートナーの事も考えながら踊らなければなりません。 恐らく、プロのダンサーと組むのですよね? でしたら、完全におまかせ!という事ではありませんが、女性は真っ直ぐ立ち、最低限の事をしてれば、男性がサポートしてくれます(笑) 例えばピルエット(※3)ですが、回ろう!!とするのではなく、パッセ(※4)に真っ直ぐ立ち、顔をつけるだけで回してくれるので、自然とクルクル回ります。*真っ直ぐ立つ事が重要! (※3 ピルエット:片足のつま先を軸にして、もう片方の足のつま先を膝に付けてパッセの状態で回転する事) (※4 パッセ=片足の膝を曲げて、つま先を軸足に沿うように膝の横まで移動させる動き) ピルエットに関して「前に重心が行くと助けられない。傾くなら後ろに傾いて!」と言われました。 前に重心がいってしまうと、男性も引き戻すのが大変だそうです。 私が大切だと思った事は、男性ダンサーを信頼してアイコンタクトをとる事です! 経験上ピルエットやリフトは、全てタイミングが合うと上手くいきます。なので、男性に自分の意志が伝わるよう呼吸を大切にして下さい。 例:ピケアラベスク(※5)の場合は「ここに立ちます!」という意思を呼吸で伝える。 (※5 ピケアラベスク:軸足を床に突き刺して、もう片方の足を後ろに上げる) あとは、音源を先生にお借りして、いつでもどこでも聞く!!鼻歌でも踊れるように(笑) イメージトレーニングをする事も効果的ですよ! 初めてのグラン・パ・ド・ドゥは、緊張するかと思いますが、体に力を入れすぎると体力の消耗が早いので、アダージオ(※6)中でも息抜きできる所を見つけると、楽に踊れますので頑張って下さい! (※6 アダージオ:男女2人で踊るパート)

ペンネーム:Rui様


バレエスタッフからのコメント

苦労・体験談とアドバイスの回答をして下さって、これからグラン・パ・ド・ドゥを踊る方への良い回答になったと思います^^ 私も、グラン・パ・ド・ドゥは苦労しました。 周りにも迷惑を掛けましたが、MOMO様のように助けられた部分がとても多かったです。 途中、投げ出したくなった時もありましたが、踊り終えた時の達成感・感動は今でも覚えています。 恐らく、男性の方と毎回お稽古出来るわけではないと思うので、グラン・パ・ド・ドゥに限る事ではないですが、今日、注意された事をまた注意されないように、レッスンが終わったら、細かくメモを取り、感覚や注意を忘れないようにしていました。 また、男性がいなくてもアテール(※7)でプロムナード(※8)をしたり工夫しながら、全て通しながら練習し、音の取り方を研究してみて下さい! (※7 アテール:足の裏全体が床についている事) (※8 プロムナード:散歩という意味、同じポーズのまま一点でゆっくり回転する事) Rui様も回答して下さっていますが、男性の方を信頼してコンタクトを取りながら踊る事はとても大切です。 何かわからないことがあれば、男性にすぐに質問して解決するようにしましょう^^ 呼吸が合うと、ピルエットなどのタイミングも自然と合ってきますし、踊りに一体感が出てくると思います。 2人で踊るので気を付ける事、やる事が多く大変かと思いますが、グラン・パ・ド・ドゥは、とても勉強になり、踊りに変化が出てくると思いますので是非頑張って下さい!

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