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大人バレエのストレッチと先生への質問の仕方

大人のバレエ 2016.10.07

目次

質問

家の事情でバレエを子供時代にできなかったのですが、大人になって始めました。 いま40歳そこそこですが、太ももの付け根が開かずアンデオール(※1)できません。 (※1 アンデオール:脚を外側に開く事) 他の大人バレエの人は整体にも行ってるそうです。 そこまでのゆとりのない環境で自力でどうにかしたいのですが、バレエのストレッチなど教えてください。 外股の足先にもならない悩みがあり、外向きには90度しかまだ開きません。 それでも進化してるほうです。 外向きの足先の角度は120度以上を要求されますが、どうしたらできるようになりますか? 三十人くらいで習ってるので、先生に質問できません。 質問の仕方を教えてほしいです。 言われてすぐに直せないのに質問したら迷惑がかかります。 週に一度団体レッスンで1年くらいの暦です。 トータルでは二、三年弱。

ペンネーム:ラララン様


回答メッセージ

◎体で表しましょう!

otonaballet「先生に質問したい」の部分に関して 「大勢の生徒さんがいる、言われてすぐ直せない・・」 お気持ち分かります。 質問しにくいですよね。 レッスン後、先生に簡潔にお伺いするのは無理ですか? それと、レッスン中の先生の説明後、出来なくても、すぐその場で、動きを真似てみる。 生徒さんが大勢なら、手足の動きをなぞる程度にでも、動いてみる。 先生は生徒が何人いても、各人の理解度を把握してます。 生徒が上級でも、大人バレエさんでも、爪先から指の先や 「今、出来てなくても、上達したい気持ちがある人」 も見えてます。 声に出せないようでしたら、体で表すのはいかがでしょう? 鏡でチェックしたり、隅っこで練習する姿を、馬鹿にする人はいません。 先生だけでなく、「そうじゃないよ・・」と教えて下さる生徒さんもいるかもしれません。 先生も、大人バレエさんが指示通り動けるとは思っていないので、心配ご無用。 今週ダメなら、来週少しでもマシな姿をお見せ出来るように・・・ 何度も苦戦している様子なら、何らかの形で先生がヒントを下さるかもしれません。 聞き逃さないように! 先生は絶対見てます~(笑) お互い頑張りましょう!

ペンネーム:ちゃぼ様


◎注意してもらいやすい雰囲気を自分で作る

私も子どもの頃、バレエより役に立つ、そろばんや習字を習いなさいという親の方針で、レッスンに通わせてもらえなかったので、ラララン様にとても親近感を覚えます。 今40代後半で、習い始めて5年になります。 進歩が遅く、悲しくなりますがそれでも好きなことができて幸せ、という気持ちと、もっと年齢が高くても踊っている仲間の存在に励まされ続けています。 大きなお教室で習っていらっしゃるとのこと。 質問しづらいのはよくわかります。 私は、1年前からアメリカに移住したので、ラララン様と同じく、「言われてもすぐ直せないのに」という気持ちと、英語での質問が先生に通じるかという不安とで遠慮しがちになっています。 ひとつ心がけていることは、先生に注意してもらいやすい雰囲気を自分で作ることです。 先生がお手本を示されているときは、食い入るように見ますし、先生がお話されれば、必ず先生の目を見て、先生が他の生徒さんを注意されているときは、自分に注意して頂いたように真剣に聞いて、取り入れようと努力します。 また、つい緊張してこわばった顔になりますが、できるだけ笑顔で、楽しく踊るようにしていたら最初はなにも注意してくださらなかった先生が最近はすこしずつ気にかけてくださるようになりました。 けがに気をつけて、お互いにがんばりましょうね。

ペンネーム:あひるの湖様

◎エクササイズや毎日のレッスンで諦めないで!

私も12年以上バレエをやってますが、完全に股関節がアンデオールできません。 しかしラララン様は2、3年で90度まで外向きに開いてなおかつ進化しているとのこと。 これからまだ上達する見込みは十分あります。 120度以上を要求されるとのことですが、身体を反って立って(腰が引けて)たくさんアンデオールしてもそれはバレエの正しい姿勢とはいえません。 ラララン様が背骨を真っ直ぐにし、なおかつ胃を出さない姿勢で股関節から外旋できるのが90度までならその状態でバーレッスンを行ってください。 ただし、プリエのときはしっかり脚の角度と膝の向きを合わせましょう。 アンデオールのエクササイズとして床にうつ伏せになって手をついて少し身体を起こし、床の力を使って2番グランプリエ(※2)の上体を保つストレッチを行うと股関節が開きます。 (※2 グランプリエ:大きく膝を曲げる事) その状態から股関節は開いたまま脚のかかととかかとを合わせ、1番のグランプリエの形にします。 1番グランプリエの形にして床に膝や太ももを付けてると自然と足先が上がってきてしまうと思います。 その足先を誰かに押してもらい、ギクッと痛くならない程度に毎日行うとバーのグランプリエの脚が開き、アンデオールもかかってきます。 一人で質問するのが苦手でしたら、同じ悩みを持っている人と相談し、何人かでかたまって先生に相談するのはどうでしょう。 私も先生に言われてすぐに直すことができないタイプです。 なので週に2回近所の公民館で自主練習をしています。 しかし近所に安く使える練習場がなかったり整体に通えなくてもレッスンで先生に注意されたことやその日行ったレッスン内容をノートに書き留め、お家の空いたスペースでのイメージトレーニングでも効果はあります。 毎回のレッスンで少しずつでも上達していく姿がわかれば先生も迷惑だなんて思いませんよ。 あとバレエで大切な強い体幹を手に入れるため、毎日腹筋と背筋を10回ずつでいいので行いましょう。 体幹が鍛えられれば身体が引き上がり、それによって骨盤と脚の骨の間の関節に隙間ができ、アンデオールしやすくなると バレエの先生は言っています。 あきらめずにレッスン、ストレッチを続けてください。

ペンネーム:ようこそモモ様

バレエスタッフからのコメント

ターンアウト(アンデオール)が出来ない原因には身体の歪みや筋肉の使い方に原因があると思います。 しかし大人からバレエを始められた方のほとんどは股関節が前を向いている事が多くいらっしゃいます。 背筋が曲がっていたり出っ尻ではアンデオールをするのが難しくなりますので、背筋を意識してみてはいかがでしょうか? 恥骨をやや前に出すイメージでおしりが出ないように気をつけましょう。 骨盤の矯正ストレッチなどを普段のレッスンでは、股関節の周りの筋肉や靱帯をゆるめながら行う事が重要です。 ストレッチや体幹トレーニングで体をほぐし、なるべくリラックスした気持ちで行いましょう。 人それぞれ無理矢理足を開いたりしてしまうと膝や股関節を痛めてしまいますので、専門家の治療などもお勧めですが、まずはストレッチで様子を見てみましょう。 質問ですが、先生にはレッスンが終わった後に聞きに行くのが良いと思います。 なるべく短めに質問をしてみて下さい。 その場でなくても 「次回までに何処に気をつければ良いですか?」 と聞いてみると良いかもしれません。 そして、回答者様のご意見も参考になると思います。 お教室や先生の雰囲気もあると思いますが、熱心な生徒さんには先生の指導にも熱が入ると思います。 自信を持って聞いてみて下さいね。

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