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質問
30代でバレエを始め、2年が経とうとしています。
トウシューズに憧れ、始めたのですが、先生から何も言われません。
私より半年ほど後に入ってきた同じく30代の方は、先日
先生からトウシューズを準備するようにと言われていました。
彼女は幼いころバレエの経験があり、確かに私より上手ですが、
トウシューズを許される基準はなんでしょうか?
ペンネーム・kaorinko様
回答メッセージ
●年数で決める教室もあるが、怪我を防ぐため基礎が大切!
トゥシューズを履ける基準は、年数で決める教室もありますし、お教室によって違ってきますが、基礎がしっかりしていないうちに履くと、怪我の原因になり、とても危険です。
・バレエの基礎が身についている
・腹筋、背筋などの筋力がある
・引き上げ
・軸のある安定した踊り、バランスがとれる
・足首の柔軟性
・足裏の筋力
など…
焦らず、日々のレッスンを積み重ねていけば、きっとトゥシューズを履ける日がきますので頑張ってください!
●脚も大切ですが、一通りの基礎が出来ているかが重要!
トウ・シューズは、バレエシューズに比べ固いので、つま先・足先が綺麗かが重要だと思います。
指でしっかり物を掴むような感じと、ポワント(爪先立ちのこと)のときに出る足裏のアーチが大切です。
そうでないと、トウ・シューズの足裏がまっ平らになって、下駄を履いているように見えてしまいます。
また、脚・足首がしっかりしていないと、脚の負担も多くかかり、捻挫をしやすくなってしまうと思います。
ちなみに、私のバレエ団では、長座(前屈)とスプリッツ(開脚前屈)が出来ないと履かせてもらえません。
その為、みんな履き始めるのはバラバラです。
早い子では小学2年生、遅い子では6年生です。
脚だけでなく、全てのところが重要だと思います!
頑張ってください^^
私の場合、年長に始めて小学2年生(2月)で履きました。
年長から小学2年生までは違う教室に通っていて、変えた教室(今の教室)で3ヶ月程たったら、履かせてもらえました。
ペンネーム・karin0802様
●基礎と引き上げをチェックします。
私の教室では、大人クラスは、週2回のレッスンで、2年を目安にトウシューズを許可しています。
子供の場合、足首が柔らかく、骨格がまだしっかりしていないので、骨が曲がったり、捻挫するのを防ぐ為、年数ではなく、いろいろ総合的に見て判断しなければいけません。
大人の場合、足もしっかりしているので、2年を目安にし、基礎が出来ているかと(体全体の)引き上げが出来ているかを
チェックしています。
ペンネーム・izac様より
バレエスタッフからのコメント
大人も子供もバレエを始められた方の殆どが、あのきれいなサテン地のピンクのトウシューズに憧れて始められたのではないでしょうか?
バレエを始めたら、誰でも早く履きたいのがトウシューズですよね。
大人の場合、子供と違って、成長が止まり、足首もしっかりし、筋肉もついているのでトウシューズを履いても、ある程度、
踊れるように見える事があります。
しかし実は子供よりも大人の方が危険だったりします。
トウシューズは滑りやすいです。
大人がトウシューズで滑って転んでしまうと全体重がかかってしまい、大きな怪我へとつながりかねません。
最近では、「憧れのトウシューズが履ける!」を売りにし、生徒さん獲得の為、早い時期にトウシューズを許可するお教室もあるそうですがそれはとても危険なことです。
上記のどのご意見にもあるように、基礎がしっかり身についているかが、大切なポイントだと思います。
後から入って来た方が、先にトウシューズの許可が出たのは、やはり、過去にバレエ経験がおありなので、基礎が出来ている為だと思います。
早く履きたい気持ちは、よ~く分かりますが、今はしっかり基礎を身につけていって下さい。
基礎がきちんと出来ていたら、どんな踊りでも踊れるようになります。
トウシューズが履ける日もそう遠くはないと思いますよ。
是非、頑張って下さい!!
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